目次
3か月で学んだ事
- 継続は力なり、一日15分
- フレットを見ないで弾く
- SNS
- メトロノーム
- 自分の演奏を録音する
- 新しい音楽
- 自給自足
- トモ藤田先生の「耳と感性でギターが弾ける本」
- iRealProアプリの使い方
継続は力なり、一日15分
Twitterでこーじゅんさんの「10分ギターを触る時間がなくても、1分でいいから触ろう。」といったツイートを読んだり、前から気になってたトモ藤田先生の「耳と感性でギターが弾ける本」を読んで、ギターの練習を再開して、少しでも続けてみようと思った。
効果はすぐ出て、あっという間にギターを練習する事が楽しくなった。
歌うようにギターを弾けるようになりたい、という前々からの願望、目標を再び掲げられるようになった。
自分の場合は、時間があっても練習時間を15分程度に抑える事が上手くいった。
↓ 過去の自分 ↓
仕事は忙しいし、家庭も小さい子が居て世話が忙しい。
社会人になって妻子持ちになってからは、常に疲れてて、ギターを手に取ってもすぐ眠くなる。
集中できない。
下手になっていくばかりで弾いていても楽しくない。弾く曲やフレーズはいつも同じ。
過去の自分を確かめようとしてるだけで、劣化していく自分を認識するのがつらくなるだけ。
アンプの設定やエフェクターの使い方も忘れるし。
シールド繋いだりチューニングしたり何かと面倒くさい。
グラントグリーンのトーンに憧れて、アレコレ工夫するが、些細な違い・変化で周りの人間にはわからない。
何のためにギター弾いてるのだろう?となってくる。時間のムダでは?と。
↓ 今の自分 ↓
朝一か就寝前に15分だけ練習する。
週末になるべく一回、この15分の練習を録音する。
翌週末に先週末の録音を聴いて改善点を見出す。
15分くらいならギリギリ集中力を保持できる。それでも眠い時は眠い。
調子がいいと、延々とギターを弾いていたくなるが、家庭や仕事に響くので、なるべく早めに切り上げる。環境を損なわずに毎日コツコツ続けるコツだ。
いままでギターをスタンドにおきっぱにした事は無かったし、子供に倒されて壊されるのが嫌だった。
でも15,000円の量産ギターなら壊されても、まだ心の整理が付く。今大事なのはギターを練習する環境を作る事、と腹をくくった。
余談だが、数年前特注のギターを子供に倒されて破損。
思い入れのあるギターだったので、本体より高額な費用をかけて修理に出したが、壊される前の音・鳴りには戻らなかった。
いくらミニマリストを目指して、モノへの執着を無くそうとしているとはいえ、まだまだダメージは大きい。
なのでメインのセミアコは普段ハードケースの中で眠らせたままだ。宝の持ち腐れ。(笑)
そんなわけで、今は新品15,000円のSGをスタンドに置きっぱなし。
ヘッドホンアンプも挿しっぱなし。クリップチューナーもストラップも付けっぱなし。
ヘッドホン挿したらすぐ弾ける状態にした。
毎日たった15分の練習x3か月で得られたこと。
- 左手の指が軽くなった。分離が良くなり、もたもたしなくなってきた。
- 右手とのシンクロが良くなった。
- 相対音感P1~P5までとP8の音程ははっきり判別できるようになった。
- 残響散歌のテーマをBPM192で弾けるようになった。
- 耳コピが早くなった。
フレットを見ないで弾く
練習を進めて、ある程度覚えてきたらフレットを見ないで弾くことを学んだ。
フレットを見ながら、次に押さえるポジションを考えながら、思い出しながら弾くと、早いテンポの曲はどうしてもリズムに乗れない、ミスが増える。
途中でロストするとキャッチアップできない。
フレットを見ないで弾いてみると、あら不思議、なめらかに弾けてしまう。
音色やリズムに意識が向き、指が自然に動くようになってくる。
途中でミスっても、鼻歌でやるように戻ってこれる。
指板を見ないと不安だが、やってみると緊張感があってよかった。
ギターは音なので耳で感じるもの。目からの情報をシャットアウトすることで音に集中できる。
完全に目を閉じてしまうと眠くなるので、どこか遠くをぼんやり見ながら弾いてます。
SNS
TwitterやYouTubeといったSNSはやった事が無かったが、始めて良かった。
今まで、リアルの友達でも周りで音楽をやっている人が少なくて苦労しました。
SNSなら興味が近しい人が自動で見つかるので、新しい発見があって刺激的だったり、共感を得られたり、練習の励みになり、音楽人生が豊かになりました。
距離感もちょうど良いので、つかず離れず、面倒な付き合いも無しで、今の忙しいライフスタイルにぴったりでした。
いつもいいねやコメント下さる皆様、本当にありがとうございます。
リアルならまず出会う事が無かったであろう方々・情報と思います。
メトロノーム
ビートを感じながら一定のリズムをキープする。
機械的にやるのではなく、音楽的になるように。
メトロノームのクリック音より先に弾いたり、ジャストだったり、遅れて弾いたり。
漫然と弾くのではなく、メトロノームと自分の音とタイミングをよく聴く。
メトロノームに合わせようとし過ぎない。不自然でおかしなリズムになる。
頭の中に明確なテンポを構築した上で、メトロノームをガイドとして弾く。
自分の演奏を録音する
録音するのは一定の緊張感が生まれる。緊張に慣れる事、緊張状態でも上手く弾くことのトレーニングにもなる。
あまり長い時間録音してしまうと、聴き返すのが大変なので、普段の練習と同じく15分以内とする。
聴き返す際、15分でも退屈で眠くなる事がある。
なるべく毎回新しい発見ができるように、同じ基礎練でも色んな角度から分析・評価する。
リズム、音色、アーティキュレーション、倍音、強弱/平たく、音楽的かどうか、面白いか退屈か、好きか嫌いか、気持ちいいかどうか、なぜそうなるか、どうしたらそうなるか、次の練習で試したい事、改善したい事、などなど。
練習を重ねるごとに、基本的には少しずつ上手くなってくるのは、わかりやすい変化だ。
しかし、下手になったり、スランプもある。なぜか。答えが出なくても考えてみる。
成長も後退も無く、停滞しているときでも、日によって変化があることに気付く。
それはなぜか。どんなことが演奏・音に影響しているか。なぜ感じ方がかわるか。
自分にしかわからない変化かもしれないし、他人にもわかる変化かもしれない。
新しい音楽
年を重ねると、好きな曲が増えて溜まっていき、好きな曲リストをシャッフルで聴いても、なかなか一周しないほど増えてくる。
それでも、新しい音楽との出会いは刺激的で、脳を、音楽をやりたい気持ちを活性化する。
この3か月でAimerさんの残響散歌とカタオモイに出会い、たくさん繰り返し聞いた。
コードをアレンジしてみたりもした。
Jutta Hippという1950年代のジャズピアニストも初めて聴いた。
歌いまわしが独特で、ジャズひとくくりにしても多様だなあと思った。
その音楽が制作された年度に限らず、新しい音楽に出会える事は貴重で、好きになれる対象が増える事は人生を豊かにする。
CDが無くても好きになった音楽は頭の中でいつでも再生できる。
相対音感トレーニングを始めて、頭の中で再生される音楽の輪郭がはっきりしたし、間違いなく自分の音楽人生がより充実したものとなっている。
自給自足
世の中は便利なもので溢れている。
それでも、欲しいものが見つからない事もある。
そんな時、自分で欲しいものを作ってしまうのはとても楽しい。
相対音感トレーニング装置をYouTubeを利用して自分で作った。
相対音感 – 歌うようにギターを弾けるようになりたい (sanmaisuzuki.blog)
目下、次に欲しいのは、アンプで音を出せる環境。
トモ藤田先生の「耳と感性でギターが弾ける本」
自分が追い求めている、「歌うようにギターを弾けるようになりたい」が叶うんじゃないかと、気になっていた、トモ藤田先生の「耳と感性でギターが弾ける本」を買って読んだ。
本自体はすぐ読み終えられるのだが、その内容はなかなか濃く、実践するには時間を要する。
ギターを自分と同化させていくために必要最低限の超重要なエッセンスが書かれている気がする。
早くトライアドの練習を始めたい。
iRealProアプリでコード譜・伴奏作成
だいぶ前にアプリ購入していたが、コード譜・伴奏作成機能は使っていなかった。
アドリブを弾けるわけでもないので、使用頻度も減り、ずっと触ってなかった。
便利だな、すごいなと思って終わっていた。
コード譜を自分で作る事を始めると、だんだん機能や使い方がわかってきて、面白い。
自動演奏は思い通りにならない事もあるが、卒なくアレンジしてくれるので、ありがたい。
魔法のようなアプリ。
「iReal Pro」をApp Storeで (apple.com)
これでコード譜を自作しだしてから思うが、コンピューターのプログラミングでこれだけ自動演奏楽しませてくれるなら、生身の人間に弾いてもらったらどんなに面白いだろう、楽しいだろう、と思う。
次の3か月の目標&やる事
相対音感
ド固定上向き オクターブ内全音程13種P1からP8までマスター
(39問間違えなくなるまで)
曲
My One And Only Love
Grant Greenバージョン完コピ