目次
15分の練習メニュー
歌うようにギターを弾けるようになるために、時間が無くても、毎日以下の練習メニューは最低でも取り組むようにしています。
- 基礎練(5分)
- 相対音感トレーニング(5分)
- 一曲練習(5分)
これで合計15分の練習メニューです。
基礎練(5分)
基礎練はスローテンポのメトロノームに合わせてロングトーンとクロマチックをやってます。
だんだんフレット上の運指と、ピッキングのタイミングの精度が上がってきた気がします。
離れている磁石が近づいてきて、くっつくようなイメージでしょうか。ピタッと合ってきてます。
左手と右手が物理的にくっつくわけではないですが、音としてくっつく感じがします。
テンポについても、意識的にメトロノームのクリック音より少し早め、ジャスト、遅れめ、等、区別・意識できるようになってきました。
より詳細な練習方法については、トモ藤田先生の本、「耳と感性でギターが弾ける本」をご参考ください。
ギターの教則本はたくさんありますが、この本は「楽器で音楽を奏でる」というシンプルな本質を突いていると思います。
なので、初心者の方はわかりやすい図解とかが載っている本をまず読んだ方が良いですが、ギターという楽器で何か表現したい、と思う方は、この本を是非お勧めします。
トモ藤田先生、ありがとうございます。
できればメカ式のメトロノームでやるのが理想ですが、時間帯や住宅事情によっては叶いません。
私は以下のアルファノートALFANOTEさんのYouTubeチャンネルをイヤホンで愛用させていただいています。
アルファノートALFANOTEさん、ありがとうございます。
相対音感トレーニング(5分)
音痴を自覚しているので、相対音感トレーニングを毎日の練習に取り入れることにしました。
これは、やりたい練習方法がアプリやYouTubeで見つけられなかったので、自給自足することにしました。
純正律と平均律のテーマもありますが、まずは平均律で作ってます。
現段階で、以下の練習用プレイリストがあります。是非チャンネル登録して繰り返し使ってみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCFpbHRddp-6xQfkFRIKtUrA/playlists
- ド固定、単音上向き1オクターブ分(P1, m2, M2, m3, M3, P4, TT, P5, m6, M6, m7, M7, P8)
- ド固定、単音下向き1オクターブ分
- ド固定、単音上下両方1オクターブ分
- ド固定、上向き、和音(2音)1オクターブ分
- ド固定、下向き、和音(2音)1オクターブ分
- ド固定、上下両方、和音(2音)1オクターブ分
上記のプレイリストをシャッフル・リピート再生すると、ド→レ、とかド→ファ#といった感じで、各音程の音源がランダムで流れるので、その後にギターで同じ音を当てるクイズ感覚で練習できます。
ドは同じ音に固定してあるので、すぐ慣れます。そんなに難しくありません。
でもランダムに流れる前後の音程によって惑わされたり、逆にわかりやすくなったり、得意不得意があることがよくわかってきます。
反射的に、何も考えずに、間違えずに追って弾けるようになるまで続けようと思ってます。
だいぶ音程の違いが直感的にわかるようになってきて、シンプルな音階の曲であれば即座に耳コピできるようになってきました。
一曲練習(5分)
最後に好きな曲を練習します。
基礎練と相対音感トレーニングが効いているか試したり、確認しながら。
私は「歌うようにギターを弾けるようになりたい」ので、単音のメロディを弾くことが多いです。
例を挙げると、
- まずはYouTubeのスロー再生で聞きながら、弾きながら、メロディを覚える(1日目、2日目)
- メロディがわかってきたら、原曲のテンポでなぞる(3日目、4日目、5日目)
- 原曲のテンポに慣れてきたら、弾き方を工夫して、表現もつける(6日目、7日目)
- 曲の構成をつかむために、伴奏も弾いてみる(週末時間があるときに、等)
毎日15分という少ない練習時間で、どれだけ成果が出るのか、進捗がわかりやすい練習パートでもありますので、モチベーション維持に一役かっています。
毎日少しずつでも、脳や筋肉が学習しているんだなあ、と実感できます。
ポイント
- 毎日継続
- 段取りが大切
- 出来なくても罪悪感無し
- 3か月はやってみる
習慣の威力は凄いものです。
プロじゃないので、一日8時間も練習に時間をとれません。
でも、毎日少しでも継続することで、できなかった事ができるようになり、呼吸するように簡単に、楽になっていきます。
毎日少しずつ、一歩でも半歩でも前に進められれば、後で振り返ると、とても遠くまで辿り着けたことに気付けるはず。
そのためにも、準備が大切です。
すぐにギターを手に取って、練習できるようにしておく事が重要です。
私は、ギターをスタンドに置いたまま、クリップチューナー挟んだまま、ストラップつけたまま、Amplugつけたまま、にしてあります。
イヤホンとスマホ*を繋いで直ぐチューニング・練習できる状態です。
それでも、練習できない日が出てくると思います。
それは、しょうがないと思います。
明日は明日の風が吹く。
そもそも練習できない日ばかりになってくるようだったら、ギターを弾けるようになることは大して重要ではなかったのでしょう。
また、一定期間、より重要な事に対応しなければない期間も人生にはあるでしょう。
5年くらいを目安に気長にやろうと思います。
そして、成果はすぐにやってくるとは限りません。一日8時間練習しても、昨日とさほど変わらないと感じる事が多いです。
一日15分の練習を集中して毎日継続することが、どれほどのインパクトがあるか、3か月継続して確かめてみたいと思います。
関連記事:
ギター再開3か月 – 歌うようにギターを弾けるようになりたい (sanmaisuzuki.blog)
*注釈:スマホを練習に使用する事は気が散るので、なるべく避けた方が良いかもしれません。便利だけど誘惑も多い。